(一財)広島県ひとり親家庭等福祉連合会概要

設立と目的

昭和24年7月15日 戦災未亡人の相互扶助と自立精神の確立を目的とし,「広島県連合未亡人会」(前身の任意団体)として設立しました。

その後昭和30年12月28日に財団法人化し,対象を「未亡人」から,「母子・寡婦」としました。平成25年4月1日に一般財団法人広島県母子寡婦福祉連合会となりました。近年では父子家庭の参加を呼びかけ,ひとり親家庭等の生活の安定と当該児童の健全な育成,相互扶助の精神による福祉の向上を目的として活動している母子福祉団体です。

組織

当母子会は一般財団法人全国母子寡婦福祉団体協議会に属し,広島県全域(広島市除く)の800名の会員で組織しています。

会長・副会長を含めた理事5名,事務局職員、就労相談員、養育費専門相談員、土・日・祝日・夜間電話相談員6名が皆様のお世話をします。

事業

自主事業(福祉事業)

職業紹介事業

ハローワークと提携し,無料職業紹介をしています。就労相談員が就職・転職など仕事についてご相談に応じます。

相談事業

・月~金(9:00~17:00)電話相談を行っています。

・養育費専門相談員による養育費に関する相談や児童扶養手当・福祉資金等、ひとり親家庭の悩み

 や困りごとのご相談に応じてます。  

・面接相談はあらかじめご予約をお願いします。

広報活動

年1回会報を発行し,ホームページなどで情報提供をしています。

大会

毎年行われる全国母子寡婦福祉研修大会と中国地区母子寡婦福祉研究大会に参加及び当番県として主催します。

生きがい対策

料理・民踊・茶道・銭太鼓等のサークル活動をしています。

ふれあい

レクリエーション活動で父子家庭との交流を図ります。

母子部研修

母子家庭の母に今必要とされる研修を行います。

他団体との交流

地域民生委員,児童委員,社会福祉協議会等との交流を図ります。

 

自主事業

物資販売

衣料品・食品・生活用品等の販売を行い,活動資金としています。

公共施設の自動販売機設置

委託事業(広島県)

ひとり親家庭等就業・自立支援センター

  1. 母子家庭の母・寡婦に対して就業相談,雇用企業の開拓等を行います。
  2. 就業に結びつき易い就業支援講習会(介護職員初任者研修・介護事務・離転職セミナー・託児サービス等)を行い,直接就労に結びつけています。

土・日・祝日電話相談事業

平日相談する時間のない方に電話相談を行っています。土・日・祝 10:00~17:00

母子家庭等緊急援護資金

緊急に資金が必要な方に貸付をします。①生活安定資金3万円(特別/5万円) ②療養資金3万円③結婚資金10万円

日常生活支援事業

自立のための資格取得や疾病などにより一時的に生活援助,保育サービスが必要となった場合家庭生活支援員を派遣しています。
今年度は坂町のみ実施しています。